新庄剛志　本　新庄の信条　バカカッコいい男の真実
専用です。後成敗式目と百人一首の本です。冒頭に先祖(享保7年生まれ　1722年　54歳没)の名前が書いてあり、今から250年程前の本と推定できます。また、写真9のように、その手元に戻してほしいとの文言が書かれていることから、寺子屋で読み回しなどされていたかもしれません。出版社　不明(写真10に書いてありますが読めませんでした)御成敗式目は、貞永元年（１２３２）、鎌倉幕府三代執権・北条泰時によって制定された鎌倉幕府の法令です。この法令が制定されるまで貴族社会に対する法律や土地・荘園に関する法律はありましたが、武士に対する明確な法律はありませんでした。北条泰時らは、幕府運営と武士達の統制・裁判のための基本法として、源頼朝以来の慣習や不文法をもとに、この御成敗式目を制定しました。内容は、土地、財産、道徳、守護・地頭の職務内容、裁判、家族制度などで構成されており、全国各地の武士階層に広く周知されました。それまでの法律文書と違って、比較的分かりやすい平易な言葉で書かれているのも特徴の一つです。写真のとおりシミや破れがあるなど状態は良くありませんが、なかなか出回らない江戸本です。古文書にご理解ある方のご購入を宜しくお願いします。